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自転車の防犯登録

自転車を買うときに500円払って防犯登録をするというのが義務だと知っている人は多いのでしょうか。私は任意だと思っていました。友人が何人か警察官に呼び止められたのをきっかけにちょっと調べてみました。





一人は有楽町で会社の自転車に乗って書類を届けに行く時に警察官に呼び止められたそうです。「これ貴女の自転車ですか?」と聞かれて「会社のです」と答えた彼女。会社の自転車を買うときに防犯登録が必要だと思わなくてしてありませんでした。つまり会社のであるという証明はできなかったのです。「他人の自転車に乗って仕事をするなんてことがあるわけないのに」と彼女は思ったそうです。嫌な思いをしたのですが、何度かのやりとりの後彼女は釈放されて会社に戻ってきました。
「警察官は最初から私を疑っていて、違うとわかっても謝ってくれなかった」と憤慨していました。
防犯登録とは自転車が盗まれたときなどに使うための物だと思っていたので、警官に呼び止められるなんてと私もその時には驚きました。

もう一人は自転車で駅前を走っていたら警察官に呼び止められたそうです。「良い自転車に乗っていますね。それ本当に君の自転車なの?」と言われたそうです。「原宿って書いてあるけれど本当に君のなの?」と。自転車を買うときに新宿の東急ハンズで買ったために原宿警察が管轄となり、原宿のシールが貼ってあったのです。「防犯登録で調べるから連絡があるまで一緒に待っていなさい」と言われて、言われもない疑いをかけられたのです。結局彼の名義で登録してありましたから無罪放免となったのですが、疑ったことについてのお詫びはなかったそうです。
2人の警察官が両側から来て本当に嫌な思いをしたそうです。

テレビなどで警察24時みたいな特集を放映しています。ベテラン警察官が盗んだ自転車に乗っている男性を捕まえるなどというものだったりするのですが。もちろん悪い人もいるのですが。。。私の周りにはこの2人以外にも警察に職務質問されて嫌な思いをした人が沢山いるのです。市民は警察に協力するのが義務という声も聞こえそうですが、やはり悪いことをしていないのに疑われる人の気持ちがどんなものなのかを考えたら軽々しくそんなことはいえないと思うのです。

問題は防犯登録なのです。
防犯登録は平成6年6月から義務づけられているそうですが、登録していなくても罰則はありません。何のための防犯登録なのかは盗難にあったときのためということです。
ということは防犯登録してあるのと乗っている人が本人であるかどうかということは関係ないと思うのです。自動車でも車検証の人ではなくて、友達の自動車を運転することや家の自動車(親の名義)などを運転することがあると思うのです。だから防犯登録だけで逮捕したりするのは使い方が違うと思うのです。

防犯登録は500円ですが、住所変更も届け出をしなくてはいけないそうです。友達から貰っても持ち主が変わったと届け出をしないといけないそうです。どうもその際にまた500円かかるようなのです。自転車販売店には10年間しか書類は残っていないそうです。あとは警察に記録が残るはずなのですが、これも10年で処分しているという話を先日ラジオ番組で聞きました。だから再登録しないといけないと言っていました。その時は「ふ~ん」と思って聞いていたのですが、つまり500円払って再登録の必要があるということなのですね。
自治体によって扱っている機関も違うようです。

私の自転車は平成5年12月の義務づけ決定以前に買った物なので登録していません。古い自転車なので別に登録は良いかなと思っていました。いけないみたいですね。
500円払うか、粗大ゴミで出すか。。。ちょっと悩みます。
by saint_etoile | 2007-06-27 14:13 | 生活
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ジャンルに拘らず色々と書いてみたいと思います

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